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Terminate and Stay Resident : ウィキペディア日本語版 | Terminate and Stay Resident
Terminate and Stay Resident (TSR) はMS-DOSなどのオペレーティングシステムにあるシステムコールの1つで、プロセスを終了させてシステムに制御を戻すが、そのメモリは残しておくという機能を提供する。しばしば、割込み(キー押下など)を契機として制御を戻すことで、擬似的なマルチタスクを実現するなどに使われた。このシステムコールを利用するプログラムも一般にTSRと呼ばれる。TSRプログラムには、OSがサポートしていないハードウェア用のデバイスドライバとして機能するものや、スケジューリングやアドレス帳などのよく使う小さなユーティリティプログラムなどがある。 == 背景 == 通常、DOSでは一度に1つのプログラムしか実行できない。実行中のプロセスが終了する場合、制御を親プロセスに戻すため、INT 21H/4CH というシステムコールを使う。そのプログラムが使っていたメモリは解放されるため、最初からロードする以外に再び呼び出すことはできなくなる。しかし、プログラム終了時にシステムコール INT 27H か INT 21H/31H を使うと、DOSはそのプログラムのメモリを解放しないままプロセスを終了する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Terminate and Stay Resident」の詳細全文を読む
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